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FOCUSECIG Focloud  レビュー

 先日twitter内にてGeroGeroBooScaさんの共同購入イベントにて購入したFocloudとSniperRDAが到着しましてまずはFocloudから。どちらも構造が面白く美味しいアトマ、且つお手頃価格、且つ中華製とは思えない品質とのことで期待大の製品です。どちらも30$ほどの売値ですので普及価格帯の廉価アトマです。

gerogeroさんの商品紹介はこちら

     開封します。非常にコンパクトな包装。本体と付属品のみでドリップチップは同梱されていません。別途用意して下さい。 付属品はコットン、カンタルのビルド用品に加えてネジパッキン類。予備タンクはありません。購入難易度がまだ高い製品ですので、ガラスは割らないよう注意です。  上から順に分解していきます。タンクは太めのチムニーで接続され、上下のパッキンで防水する仕組み。チムニーは太めと言っても外径が太いだけで内径は細め。材質が分厚いということですが、構造になるパーツなので安心感が高いです。また恐らく組み付けた際に微妙に・・・傾いてないか?という組みあがりになるアトマもありますが、コレはそういうことは無いだろうなと思わせるゴツさです。 パッキンは恐らく上下共通と思われます。パッと見の違いはありません。上下で違うと洗った際にどちらかわからなくなるので初回に撮影は必須ですが、これは共通と思われ、ユーザーに優しい作りです。
一般的なRTAに見られるデッキがまだ見えてきません。下部のブロック内がデッキとなり4点開いた穴からリキッドはデッキユニットへ供給されます。

 この巨大なブロックがデッキとなります。この中身の構造はいわゆるドリッパーとなっており、ようはRDAの上部にタンクが付いた構造です。
RDAの味の表現の素直さにRTAのリキッド保持力を持たせたRTAで、確かにそれは美味しい作りだなと・・・  さて分解していきますがココで問題が一つ。分解するにはデッキ最下部の1mm程度のパーツに力を入れねばならず、初回の締め込みがかなりキツイため素手では厳しく・・・
まさか他の部分からかと接点のネジを外したり試しましたが、問い合わせた所強引に捻れと。
ゴム手袋を利用しキュッとやると素直に外れました。利用上の不便な点はここのみですが、初回はゴム手袋推奨です。
中華製にありがちな角が処理されていなく力任せに行くと手を切るようなことは全くなく、むしろ丁寧に角が取られているために引っかかりにくく開けづらいという状態です。
このあたりは処理の丁寧さ故なので致し方なしです。

  分解して見えてくるものはRDAそのものです。吸気口が二箇所あり、その上にコイルを設置するボトムフロー式のRDAです。この価格帯でこの構造は非常に珍しく、非常にコストパフォーマンスが高い・・・
なお2つあるリングは右の大きなリングはエアフローの調整用。左の小さいリングはデッキにリキッドが流れこむ流量調整用の穴が開いたリングとなります。

  洗って組み直しまして、リングを嵌めました。このU字に掘られた箇所からデッキ内にリキッドが侵入していきます。リキッドの粘度に応じて調整する仕組みです。
今回はallVGのGVCをファンタジーVGで薄めたリキッドを入れる予定のため全開で。      タンク下部の底面の穴ですがデッキに直でリキッドが落ちるわけではなく壁面を伝って側面にリキッドが貯まるようにできています。シャワーのように降り注ぐわけではありません。  デッキ上部にはOリングが乗る構造ですが、GeroGeroさんの解説から、タンクとデッキの接続はデッキを逆さにした状態で行うとのこと。その際にOリングが落ちやすいためVGかPGを塗っておくことで張り付く対処をとのことで・・・  塗ります・・・今回はPGを塗りました。特に理由はありません。使用予定のリキッドで良いと思います。  確かに安定します。では・・・ちょっとこの日は急ぎで出かけなければいけなかったため焦りつつビルド・・・    ひどい有様ですが、とりあえず試運転・・・デュアルで1.5Ωあたりを狙いました。30G使用。  コットンを通し・・・  カット・・・もう少し短めにしましたが、双方とも片側はネジを超えてリキッド溜まりに到達させなければならず、やや長めに調整します。  とりあえずこのように・・・  端折りましたがリキッドはタンク裏側の4点開いた穴から注入します。GVCを満たして・・・  およそ狙い通り1.5Ω程度の抵抗値になったので試運転開始♪  すると最初は非常に濃厚に楽しめていたのですが徐々に供給不足を感じ・・・焦げ臭く・・・
まだ若干時間はあったため再度ビルド・・・
  このようにしっかりと・・・焦げていました・・・コットンはちなみにクレ・ド・ポーです。  ここでこのタンクの利点の一つですが、一般的にRTAはビルドしタンクにリキッドを注入したら再ビルドはリキッドを抜くか吸いきるか・・・ということになりますが、このタンクはいつでも調整できます。
特にこのようにタンクに満載した場合・・・バラして焦げたコットンを抜くにも大変、吸いきるには焦げ臭く苦悶の時となるのですが、タンクとデッキが全く別な作りなため気にせず分解できます。
非常に扱いやすいですね。 このようにタンクは’逆さに立てておけば全く漏れの心配がありません。  では再度ビルド・・・供給不足はコイルの径の問題かもと伺ったので2.5ミリに拡大。
実際デッキの設置可能部は上下にも横方向にも余裕がかなり少なく、上部タンクとの接触を恐れてコイル径を小さくしていましたが、2.5ミリで全く問題無いと伺ったので
28ゲージにて1Ωを切って0.7–8あたりを狙っていきます。各6巻き程度。

とりあえずこのビルドで一旦安定しておりまして、二日目に入りましたのでレビューをと。ただし若干不満なのは出力を上げ過ぎると焦げる。上げ過ぎるとと言っても4Vを超えたアタリ。0.7Ωで20Wを超えると若干ドキドキしながら使う感じではあります。チェーンしなければ問題なく美味しいです。ただ最近思っているのはVG100のGVCのVG割りは・・・ドリッパーで上から垂らして楽しんだほうが健全なのかなと。供給不足に頭を悩ますより今後は素直にRTAはVGPG50%あたりのリキッドでのんびりと楽しもうかと思っています。ちなみにコレまでの経験上4Vを超えたあたりからGVCの甘みが強まり、薄めた感じが消えるため好みなのですが、RussianでもFOGGERでも焦げとの戦いになる所はかわりません。比較的大雑把に行けたのがサブタンクやデルタ2ではありますが、一度コイルの径等を揃えて比較してみようと思います。

■まとめ 安定するまでに若干の試行錯誤はありましたがコイル径を上げていくことと不必要に出力を上げすぎず3.6V-4Vまでの間あたりで楽しむ限りは非常に美味しく楽しめます。特性としては煙の温度は高めに出るがミストは拡散気味です。これはもしかすると複雑な風味のリキッドを試した場合に差が出るかなと次回洗浄時からはGVC以外を入れて楽しむ予定です。
GVCでは個人的には濃厚に甘さが出てくれたほうが楽しいためサブタンクやFOGGERあたりのほうが好みではありました。ただFocloudも供給を改善するビルドを工夫すれば追いつき超えるかなと思います。
あくまでも何も考えず普通にマイクロコイルで普通にコットンを通しただけの場合での比較です。ただデッキ上部のスペースが狭く3mm径までコイルを広げられるかが・・・問題になるため、
恐らくこのままの設定にて入れるリキッドを替えて今後は特性を探るかコイルの設置から悩むか検討中です。恐らくはコットンワークが上達すればまた評価は更に上がるかなと予想はしています。
焦げている際もリキッドはデッキ内に残っているため、いかにコイル周辺への供給を改善するかが今後の課題と、この稼働時に即座にデッキ内を確認できる構造によって
今後の課題が見えてきた所は大きな収穫です。粘度低め運用に限定してしまったRussianもコットンワークの上達によって評価が変わるかもしれませんが、現状RTAに踏み込んで僅かな人間のテクニックでは
2.5mm径のコイル内に程よく緩めに差し込んだというレベルのコットンに潤沢に硬めのリキッドを供給させるには至らず、若干出力に気を使いながら楽しむタンクとなっています。
恐らく緩めのリキッドではこういう評価にはならないと思います。厳し目の環境で、素人が運用した場合の試験運用の結果と捉えて下さい。

コットンワーク以外にも一つ原因として感じているのはGVCは焦げが溜まりやすいリキッドで1タンク吸うとコットンもコイルも真っ黒になるわけですが、もしかすると徐々に出力に限界が出てくる所からしてコットンの隙間を徐々にGVCの焦げが埋めていき供給不足に陥っているのかもしれません。このあたりも今後の要検証項目です。タンク内にリキッドを満載してから半分に減るアタリまでは非常に快適なためです。
また、もしかするとですが、4.6Vあたりの出力で運用できてしまったサブタンクが特殊な例で、それを初めてのRTAに使ったため、
薄めGVCを薄まったと感じないほどに甘みの出た高出力を初めに味わった記憶が高出力を求めてしまうのですが、
実はかなり特殊な状況であったのかと?その経験が刷り込まれた事により物足りなく感じ出力を上げては焦がしを繰り返しては居ますが、特殊な状況が刷り込まれているために
不毛なトライをしているのかもとも思っていまして要検証なのですが・・・サブタンク割れていますのでまた後日・・・

総合すると、美味しいタンクであることは疑いようのない素晴らしい製品ですが、技術の差や相性を考えてリキッドを選べる経験値等、運用するユーザーのレベルによりけりな所もあるなと。
運用中に即座に分解できる事で、デッキ内にリキッドはあるが吸い上がってないと確認できた事で自分のレベルを確認できた非常に面白いタンクでした。
また技術経験のある方々がkayfun v4やErlkoeniginといった高級RTAと大差ない味と評価していることから、もう少し運用を勉強しないとなと思ったと同時に、
逆の意味でもしかしてFoggerあたりの廉価RTAと高額な製品との差は確かにあるが、そこまで大差ではなく、ビルドがヘタなうちに使うとほぼ差が無くなるのでは?と思ったため
一旦次の記事で同じコイル設定、同じリキッドにて数種類手持ちのRTAを比較してみようと思います。
飽くまでもRTAのビルドを覚えだした素人が使った場合に差をどこまで感じるか?というテーマで書いてみますので、懲りずにGVCで検証します。(味及び焦げ易さの比較になるかと思います。)

本来焦がしていては運用できていないということで意味が無いレビューではありますが、
初心者がRTAを手にとってチャレンジした場合に陥る一つの例として、ある意味下手くそなうちしか書けない記事なので意義はあるかなと?

読み方によっては否定的に見えるかもしれませんが^^;
かなり気に入っていまして、中華製にありがちな、売れ出したら品質が下がった・・・となる可能性が無いとは言えないので、そうなる前に買っておくといい製品かなと思っています。

■機能★★★★☆   エアフロー調整がもう少し調整しやすく固定でき、予備タンクが同梱されれば満点

■風味★★★★★  濃厚というよりはしっかりと出ているという表現に。必要十分だがコッテリとした風味を強調させようとすると供給に若干悩む所も。

■価格★★★★★  30$を切った価格帯でここまで楽しめれば全く文句がありません。

■総合★★★★★  大変面白いアトマイザー。ただし初心者にはデッキの幅ではなく上下の制限が大きくビルドしにくいと思いますのでオススメしません。値段は安くとも中上級者用。

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